塗装事業:溶射工法

PAZL(パズル)溶射工法

『溶射』は、コーティング材料を、加熱により溶融もしくは軟化させ(「溶」)、微粒子状にして加速し被覆対象物表面に衝突させて(「射」)、扁平に潰れた粒子を凝固・堆積させることにより皮膜を形成するコーティング技術の一種です。

PAZL(パズル)溶射工法

溶射の分類とPAZL(パズル)溶射工法

溶射の分類とPAZL(パズル)溶射工法

パズル溶射は材料として「アルミニウムと亜鉛」、熱源として「アーク溶射」を基本としています。

パズル溶射は、従来では不可欠であった下地処理としての(一定以上の粗さを出すための)ブラスト処理を必ずしも必要としないシステムです。またアルミニウムと亜鉛を同時に溶射することにより異種金属が重なり合った擬合金溶射皮膜を形成しています。

LCC(ライフサイクルコスト)削減の実現

  • パズル工法は、供用90年後に、溶融亜鉛めっきは供用55年後と85年後にそれぞれ、1種ケレン+c-3仕様で塗り替え塗装する。
    (「鋼橋のライフサイクルコスト」(社)日本橋梁建設協会)、「常温金属溶射による鋼橋の補修設計・施工マニュアル(案)」(土木構造物常温溶射研究会)より
  • ウレタン仕様は、供用40年後と80年後に1種ケレン+c-1仕様で塗り替え塗装する。
    (「重防食塗料ガイドブック」(社)日本橋塗料工業会)より
  • フタル酸仕様は、4年ごとに3種ケレン+a-1仕様で塗り替え塗装する。
    (「重防食塗料ガイドブック」(社)日本橋塗料工業会)より
  • ウレタン仕様の初期費用には、初期欠陥の補修費10%が含まれる。
    (「重防食塗料ガイドブック」(社)日本橋塗料工業会)より

パズル溶射工法の適用構造物と適用部位

金属溶射は基本的に鋼材部分に適用できますが、現在の主な採用例としては次のようなものがあります。

パズル溶射工法の適用構造物と適用部位

PAZL工法PDFカタログ

(PDF:3.44MB)

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